静岡新聞(2018日5月22日)より一部抜粋
静岡大と浜松医科大が両大学法人の統合を視野に再編の検討を始めたことについて、川勝知事は「医療は高いレベルの技術が必要で、何らかの連携を模索するのは自然」だと述べ、両大学の連携は妥当だとの認識を示した。/「静岡大工学部と浜松医科大が同じ浜松市内に立地していることを挙げ「地域自立型、地域密着型、地域支援型の大学(再編になる)。さまざまに連携するのはいいこと」だとも語った。
記者会見配信動画より抜粋
記者会見の動画はこちらです。
http://bb.pref.shizuoka.jp/channel/detail.asp?arcdid=01DDNLBb2H2U2A&arcid=1&arccid=0
54分30秒くらいから 下記のやり取りが始まります。
記者「いまのお話しの中に出てきたと思うんですけども、静岡大と浜松医大の、あの経営統合については、どのようにお感じでしょうか。」
知事「これはもう起こるべくして起こっていると思いますね。だいたい、あの工学系の技術というのと、医学系の医療技術というのはもう連携してます。ですから、あの、静岡がんセンターにですね、慶應義塾大学、早稲田大学理工学部、あるいは東京農大、東京工大というものが連携していますでしょう。それはもうその証ですね。ですから、この医療というのはすごい高いレベルの技術が必要ですから、当然、浜松医大のほうはあの静岡大学のほうに、静岡大学工学部あるいは情報学部の方たちもですね、それが向こうにあるわけですが、浜松のほうに、それが何らかの連携を模索しようと考えられるのは、自然の成り行きであったと思います。ですから、静大と浜松医大との同じ地域に立脚している関係と、静大の工学部と情報学部と。静大の農学部とか教育学部とかね、これはこちらにありますでしょ。どちらが学生さんが親しみやすいか、遠いとね、なかなかサークルも一緒にできないし、難しいでしょ。ですから、まあ地域間の、地域内における、あの、その地域に立脚している、立地している大学同士が、さまざまに連携するというのはいいと思います。私自身も学長のときにですね、静大の当時伊東さんが、のちの静大の学長さんですが、情報学部の学部長をされていたので、うちの大学と、うちは県立でしたけれど、国立と単位互換のようなことも試みたこともありました。そうしたことは同じ地域に立地していたからということで、私は、是非、真剣に考えて欲しいと思っております。」